選挙が終わって結果が出てから事務所スタッフや支援者が勝因、敗因について話をしていますが、これはあまり当てにならないことが多いようです。なぜなら、たとえば(今回は街頭演説を増やした、ポスターを派手に作った、大集会を重視した、ボランティア運動員を増やした等)当選していればあれがよかった、逆に落選していればあれがまずかったと、同じ事をしていても結果を基に充分な分析もせず無責任に決め付けることがよくあります。
本当の原因はもっと深いところにあるかもしれません。少し時間がたてば(選挙熱が冷めれば)よりはっきりしてくることでしょう。
そして、相手方の行動や有権者の反応など充分に調査及び研究し、次につなげる事が大切です。これは勝っていても負けていても同じです。それこそが、選挙の極意ともいえることではないでしょうか。前回これをやって勝ったから、今回もこれをやろう。負けたから、今回はやめよう。などという安易な考えはやめましょう。
あくまで選挙の結果にやってきたことをこじつけ正当化するとまた同じミスを繰り返してしまいます。