「うちの後援会はきちんと名簿管理しています」と言う事務所がほとんどですが、はたしてそうでしょうか。
管理の状況を聞いてみると、ほとんどの事務所が候補者や幹部の自宅の中に紛失しないよう、大切にしまってある。そういうことみたいです。(まさに保管)
そして、それを出して見るのは次期選挙が近づいた時だけ、それが実態です。
ある都市部の県議事務所では毎回1万2千~1万5千ほどの票で5回当選していて「うちには常に8千~1万人の堅い支持票がある。」と言っていました。
しかし、毎選挙前ごとに運動員が新規の後援会入会者名簿6千~8千名ほどを集めています。
そうなると、選挙のたびに票は上積みされるはずです。
しかし、毎回獲得票数は1万2千~1万5千、つまり増えている新規分と同じ数、旧後援会員が離れているという事です。
では、誰が離れているのかどうしたら見分けられるのでしょうか、一つの方法として、たとえば返信ハガキなどで講演会・対話集会・イベントなど案内を出して出欠を取ってみたらいかがでしょうか。
一度なら返信の出し忘れもあるかもしれませんが、二度、三度と返信がない場合、あなたはその名簿に記された会員をどこまで信じられますか。
後援会員名簿管理とはそういう事なのです。
後援会名簿管理
